新幹線 考

  • 2016.12.25 Sunday
  • 00:01
20161224
 今日、自治会長(区長)の事務引継ぎをして肩の荷をひとまず下ろしました。2年間の任でした。自治会長は二度目で8年前の現役サラリーマンの時に一度経験していますが、この2年間は激しい業務でした。月に15日程度何だかんだの用務が僕のところに来ていました。正直、普通に役所勤めの方がサラリーももらえて楽だったように思えます。(笑)
 忙しかった原因は、この間にいくつもの課題が大屋町に振りかかってきたせいですが、その一つが新幹線事業でした。僕の集落の地係に北陸新幹線の新駅ができます。そのことは半世紀前からそれとなく言われていて驚くことはなかったのですが、いざ具体的に動き出すと釈然としないことの連続でした。国家事業の進め方ってこんなのかなと、、、怒りを通り過ぎて悲しくなることの連続でした。これからもこのことは開業まで続くことでしょう。その原因は、一言でいえば事業者の地元民に対する想像力の欠如です。僕たちの前で説明していること、やっていることをあなた自身が僕たちの立場だったら、どう感じて、どう思うかという、そもそものところをわかっていないためです。僕は現役時代、相手に対して無理がある仕事だなぁと感じると「俺が相手の立場だったら、、、」ということを考えて対応してきたつもりです。でも進めないといけない仕事があることも事実です。相手の話を聞いて妥協点を見出して進めていくことが大切なのです。
 これまでの僕の集落での新幹線の進め方には、「妥協点」という言葉はなく、「一方的」の言葉あるのみです。よくこれでこれまで全国の新幹線が整備されてきたものだなぁと思うと同時に、、、整備されてきた地係の人たちは、僕たちのように泣かされてきたのだなぁと、、、実感として知ることになりました。
 国家事業とは、文字通り国民全体に益のある事業です。そうあるべきはずです。そうであるならば、その事業のために影響を受ける、被害を受ける地域に対しては、最大の代償をすべきです。その財源は、その益を享受する国民が広く薄く負担すればいいのです。
 僕は、今回自治会長をして「善であるべき国家事業の非情さ」を知り、許せないと自覚し、徹底的にチェックしていこうと肝に銘じています。たとえ無力であってもやるしかないのです。ダメなものはダメ、、、

試乗会



金沢駅
コメント
要らんて、こんなもん。

うちの近くでは、トンネル工事が年明けから早くも開始される運び。すでに現場事務所などが作られ始めています。

しかしこれだけの無駄遣いと環境破壊をするというのに、世間の多くはこれを容易に受け入れちゃうのね、驚きだわ。
うちの地区なんて、意義のある人はいません的な、そんな感じで進んでいるモン。

オリンピックじゃないけど、レガシー問題はいいのかよって、ね。
  • BOSS
  • 2016/12/25 12:44 PM
あ、来年もよろしく。良い年を。(個人的には40点の年だったけど(泣)
  • BOSS
  • 2016/12/25 12:49 PM
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