きたひの通信 大峯奥駈道

  • 2020.02.17 Monday
  • 23:50
20200215
 地元の公民館が毎月発行している機関紙「きたひの通信」のコラムを年3回担当している。僕は、自身の山旅と反原発をテーマに書いている。いずれも僕のライフワーク、、、、今回は、山旅、、、



<きたひの通信 2020年2月号>
<世界遺産 熊野古道>
 去年、熊野古道を歩いてきた。熊野古道とは熊野三山(熊野本宮大社、那智大社、速玉大社)への参詣道である。古の人々は何を求めて歩いたのか?その道は容易ではなかった。
 高野山から熊野本宮大社までの小辺路を2泊3日。滝尻王子から熊野本宮大社までの中辺路と那智大社までの小雲取越・大雲取越を2泊3日。奈良の吉野から熊野本宮大社に至る大峯奥駈道を4泊5日で歩いた。
 圧巻は大峯奥駈道だ。距離は約100kmで登り下りの累積標高差は約16000m。山の頂を縫うように歩いていく。岩稜帯も多いが修験道であるため登山を助けるロープや鎖の設置は少ない。宿泊は避難小屋かテントになるので食料とテント、寝袋を背負いにわか修験者になる。水は途中に現れる谷川で補給する。文明社会から隔離された5日間、毎日20キロの距離と標高差3200mの登り下りをする。過去に経験のない過酷な山旅だった。
 大峯奥駈道は、途中に女人結界の山上ケ岳を通過するため縦走できるのは男性のみだ。日野山にも「比丘尼転ばし」という箇所がある。尼僧が日野山に登ったところ神の怒りに触れて転がり落ちたという逸話がある。どうして女人禁制?今回、奥駈道を歩いて感じたことがある。修験道は一般論として女性には過酷で危険だ。また、その魔性?は修験者の心に迷いを生じさせる。男性の修験者にとっては邪魔だったのかもしれない。でも僕は奥駈道も元気な女性に歩いてほしいと思っている。違った世界が見えてくるからね。T.N
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